アスリート パフォーマンス

アスリートや、スポーツ指導者のためのコーチング、メンタリングをご紹介します

アスリートパフォーマンス

スポーツ競技において、日本代表、オリンピック選手、プロスポーツ選手といった肩書きで活躍される皆様、あるいはそれにきわめて近いレベルで日々精進されているみなさま。与えられた才能と、これまでの努力、いくらかの運と言った要素の組み合わせで、普通の人から見ればすごい結果を残してきた方にお読み頂いていると思っております。その競技においては、あなたは特別な存在です。でも、あなたのすべての要素が特別なわけではないというのが、私のこれまでの経験から知っていることです。これまでにお会いしてきた数多くのプロスポーツ選手は、話をしてみれば普通の人でしたし、人間ですから弱点もあれば、悩みもありました。

「現役を引退したら、一体何をやっていったらいいのだろう?」こんな不安が心を離れず、うつになりそうなくらいに悩み、結果として現役選手としての競技にも集中できず、結果もついてこないということはないでしょうか?その選手の将来の不安を取り除き、現役生活とセカンドキャリアの橋渡しプランを描いたら、劇的にパフォーマンスがあがりました。気持ちが、選手生活に集中できるようになったからです。(本人談:「わずか2時間くらい話をしただけでしたが、これまでの人生のなかで最高の学びでした」)

ボート競技(男子軽量級ダブルスカル)の日本代表、そしてリオオリンピックで内定を決めた中野紘志選手も、ささやかながら支援させていただいております(写真右が中野選手、左が私です)。実は、私はボート競技のことは、ほとんど何も知らないといっていいくらいに知識がないのですが、「ボート競技をシンプルに体系化する」ためのお手伝いをさせて頂いております。その体系化された知識は、中野さんがオリンピックで金メダルをとったら、いやがおうにも注目されるはずです。ですので、中野さんの夢を達成するための通過点として「オリンピックで金メダル」があるのです。

今までは、親やコーチ、周囲の期待に応えるために競技を続けてきた。でも、だんだんそれが重くなって、好きだったはずのことが、嫌いになってしまった。でも、やっぱり好き。これからは自分のために競技を続けます。そうやって、一度は引退したものの、現役に復活し活躍した元オリンピック選手がいました。(本人談:「そんなにシンプルに気持ちを整理できるんですね」))

調子がいい時と、悪いとき。波が激しくて、コンスタントに成果がでない。自分で気持ちを潰してしまうようなプレーをすることもあり、プロとして 失格なのではないかと自分を責めてしまう。自己分析と、心のコントロールができるようになることで、世界ランキングを大幅アップさせました。(本人談:「こんなふうにものごとを考えると、自分でもできると思えるようになりました。」)

自他ともに認める練習の虫。でも、成績は、ここ数年横ばい。どうやったらもう1つ上に行けるのか?実は、問題は、すでに課題ではなくなっている部分に、相変わらず取り組み続けていることでした。目標への障害を洗い出して、集中して取り組むことで、大会初優勝を果たしました。(本人談:「内容はまだまだでしたが、考えながらプレーすることができるようになってきました。」)

技術や体力だけでは解決できない難問に共に取り組み、一緒に解決していくパートナーが必要と感じてはいませんか?かかりつけのお医者さんのように、何でも相談してください。競技種目は問いません。メンタルコントロール、問題解決、論理的コミュニケーション、目標達成、人間関係強化、現状認識にご活用ください。コーチングは、制約理論(TOC: Theory of Constraints)という、成長を妨げる思考の「カベ」を取り除き、組織や個人が継続的に成長し続けるための理論に基づいています。この理論の一番大きな特徴は、「考え方の変革(ブレークスルー)により、集中をもたらすこと」です。競技関係者のサークルの中でだけ生活していると、その世界の「当たりまえ」から抜け出すことがなかなかできないものです。でも、もしかしたら、外の世界には、常識を覆すような、そして圧倒的な強さをもたらすような考え方が存在するかもしれません。それを一緒に見つけ、そして実践していきます。

先に紹介しました、漕艇日本代表の中野紘志さんのボートがこれです。
boat TOC
TOC: Theory of Constraints - Breakthrough Thinking
と書かれたステッカーを貼ってもらいました。

テニスのWTAツアー選手(野球で言えば、メジャーリーガーのようなもので、世界のトップ600人に入らないと登録できないツアーです)である華谷和生(はなたになぎ)選手もコーチングを活用しています。ご本人からは、こんな感想を頂いています。

『他で受けたテニスの指導と違うところは、基本的にはメールだけのやり取りであるということです。 このやり取りは案外私にとってリラックス、かつ集中できる貴重な時間で、心は穏やかながら頭はフル活用できる、私を導いてくれる存在です。

この指導では、いろんな視点から提供して頂くツールを活用していきます。 私が初めてツールを使い出したときに感じたことは「書きだすことの大切さ」です。 これによって、自分が理解していたつもりでも曖昧な考えだったことに気づくことがありました。例えば、その日の復習が次の行動に活かされてないことがあることに気づきました。また、きちんと理解したことにより、頭にインプットできるメリットにも気づきました。

こういったトレーニングを続けていくうちに、練習や試合も含め、私の生活自体が充実したものになってきました。 一番の要因は精神的な浮き沈みが減ったことだと思います。 やるべきこと-復習することやそれらを活かし行動に活かすこと-に集中し、取り組むメンタルを持てるようになりました。

そして後輩やキッズにアドバイスをする際にも、ツール自体のやり方を教えたり、それらを活用した分、よりうまくまとめて伝えられるようになりました。

これからも壁はたくさん来るでしょうが、今まで学んだことをより突き詰め、方向性がずれていないか見守ってもらいながら頑張りたいと思います。』

下記に料金表も掲載しております。すでに人気競技のトップクラスまで上り詰めたほんの一部の方を除けば、コーチを雇うどころか、用具や遠征費用の捻出にも苦労されている方も多いのではないかと想像しております。そのような方にもご利用可能な料金設定を考えさせて頂きました。 考え方の変革は、多くの場合、電話やメールを使った遠隔指導によっても可能です。これによって、コーチングの料金に多額の交通費や宿泊費がかからないようにしております。