メンタルコントールとは?

スポーツにも、人生にも役立つメンタルタフネスの本質をご紹介します

メンタルコントロール
「メンタルを強くしたい!」
こう思って、ネットや本を調べてみたことがある人も少なくないでしょう。少なくても、この記事を読んでいる方であれば。

さて、何が見つかったでしょうか?
・難しそうな説明が長々と続き、辞書としてはいいかもしれないけど、とても自分でやってみようという気が起きないような本 (あっという間に眠りにつけそうですよね)
・使えなさそうなグラフや図やチャートが羅列され、頑張って研究したのはわかるけど、だからどうしたらいいの?と思ってしまう記事 (こういうことは学者さんに任せて置けば良さそうですね)
・「確かにその通り! 当たり前だよね」と思えるのだけど、実際に自分がどのように実践したら良いかは分からない情報 (きっと情報を出した本人が自分の頭の中を整理するために書いたのでしょうね)

私は、スポーツ選手、学生(小学生から大学生まで)、ビジネスパーソンのコーチングをしています。スポーツ選手の中には、ワールドカップ入賞経験者、オリンピック出場経験者、海外での競技生活経験者といった日本のトップアスリートも含まれます。サマースポーツ、ウィンタースポーツ、個人競技、団体競技と種類も様々です。また、学校の部活動や地域のクラブで活躍しているジュニア選手もいます。これまでに、テニス、サッカー、卓球、マラソン、体操、水泳、野球、バレーボール、アルペン、モーグル、柔道、陸上、ラグビーの経験者と時には対話を、時にはコーチングをしてきました。そんな幅広い人たちに誰でも使うことができ、しかも効果がある方法があるのです。

スポーツにおけるメンタルトレーニングというと、イメージトレーニングとか、セルフトークとか、ポジティブシンキングとか、呼吸法とか、ルーチンワークとかを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。これはこれで有用とは思います。そして、私もこのようなテクニックを教えることがあります。でも、私がメインでやっていることは、もっとシンプルなことです。そして、もっと幅広く応用できるスキルでもあります。

それは何かというと、

悩みを解消すること

です。

悩みというのは、考えないことにしようと思っても、意識にあがってきてしまいます。
例えば私の場合、テニスの試合をしている最中なのに、「きちんと返事をしないとならない大切な人に、何をどうやって伝えようか」と考えてしまったり、という経験があります。そんなことを考えようとしているわけではないのに、自然と頭の中に浮かんできてしまうのです。

つまり、悩みを放置しておくと、自動的に脳みそが持っているパワーの一部が取られてしまうことになります。これでは、イメージトレーニングも、ポジティブシンキングも台無しです。なぜならば、悩みの根本が解消されていないからです。

逆に悩みがなければ、意識を100%競技に、そして今この時だけに、集中させることができます。これができることを「メンタルが強い」というのです。

どんな人も、スポーツをしながら、スポーツ以外の部分の生活も持っています。そこにはいろいろな悩みがありはしないでしょうか?
また、スポーツの中でも、コーチとの関係、先輩との関係、家族との関係、スポンサーとの関係、いろいろな人間関係があります。ここにも悩みやジレンマはないでしょうか?

このような悩みや問題を解決できれば、競技能力を向上させることだけを考えれば良い環境を手に入れることができるのです。誰もがうらやむような最高の環境を与えられれば、チャンピオンになれるわけではありません。はた目には、最高の環境とはとてもいいがたい環境でも成績を残す人もいます。本当に重要なことは、自分の気持ちを100%、向けるべき方向に向けることなのです。そのために、問題解決能力が役立ちます。

モチベーションとか、協力し助け合えるチームとか、自信とか、目標達成とか、すべては悩みを解消できればついてきます。そうすれば、競技者としての成果もついてきます。そうすれば、お金もセカンドキャリアも、自動的についてくるとまではいいませんが、多くの選択肢から選ぶことができるようになります。