世界で800万人が実践! 「考える力の育て方」――ものごとを論理的にとらえ、目標達成できる子になる

https://goo.gl/Bvg6cB
2017年7月12日、「教育のためのTOC」という非営利活動団体を通して普及活動を行ってきた
「ちゃんと考える」ための思考ツールのつかいこなしのコツを、事例を中心にまとめた本が出版されることに
なりました。

「考える力の育て方」というタイトルです。

内容紹介
●帯コピー
3つの思考ツールで自立した子に育つ! 学力もアップする!
世界的ベストセラー『ザ・ゴール』の著者が開発した、
5歳から使えるシンプルな思考法。

●主な目次
CHAPTER 0●子どもの考える力を伸ばす親の習慣
〜「指示する、答えを教える」から「問いかける」へ

CHAPTER 1●子どもの話を引きだす対話の秘訣
〜自ら考え、問題と向き合うようになる

CHAPTER 2●対立した状況を解決する秘訣
〜クラウドで、創造的なアイディアを出せるようになる

CHAPTER 3●ものごとを論理的に考える秘訣
〜ブランチで、自分の行動を改善できるようになる

CHAPTER 4●学習の理解スピードを上げる秘訣
〜ブランチで、勉強を楽しみながら成績が上がる

CHAPTER 5●大きな目標を達成する秘訣
〜アンビシャス・ターゲット・ツリーで、夢を実現する

CHAPTER 6●「学び方」を身につける秘訣
〜自律的に行動し、成長し続けることができる

CHAPTER 7●成長の階段を上り続けるために
〜やりきる力を支える思考ツールの組み合わせ方

出版社からのコメント
「はじめに」より抜粋――

本書では、子どもの考える力を伸ばす「3つの思考ツール」と、それらをご家庭で効果的に活用するためのコーチングやファシリテーションのスキルを「6つの秘訣」として紹介していきます。

3つの思考ツールには「クラウド」「ブランチ」「アンビシャス・ターゲット・ツリー」という名前がついています。ツールを開発したのは、世界で1000万人が読んだと言われるビジネス書『ザ・ゴール』(邦訳ダイヤモンド社)の著者であり、イスラエル生まれの物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士です。

イスラエルは国土が狭く、天然資源も豊富ではありません。また、歴史的に紛争が多い国でもあります。いくら富をたくわえても、ある日突然なくなってしまうことがあります。そのような国情もあり、「お金はなくなることがあっても、知識はなくならない」という考え方が浸透しています。だから、イスラエルでは教育が盛んです。

ゴールドラット博士は『ザ・ゴール』で提唱したTOC(Theory of Constraints=制約理論)という理論をもとに、工場の生産管理をはじめとしてビジネスのさまざまな分野でブレークスルーを起こしてきました。それができたのは、社会で起きている問題を未知の研究にいそしむ科学者が取り組むかのような姿勢でつぶさに分析し、次々に解決策と実行プランを生みだしてきた独自の「思考プロセス」があったからです。

そして、「世の中の人に考えることを教えたい」と願う博士が、生涯をかけて取り組んだのが教育でした。

1995年にはNPO法人「教育のためのTOC」(英名:TOC for Education, Inc.)を設立。子どもたちに「考えること」を教えるツールとして、自身の「思考プロセス」を5歳児でも使えるようにシンプルな形にまとめました。それが本書で紹介する「3つの思考ツール」です。これらのツールは「子どもにもわかりやすく、経営者が使えるほどに奥が深い」と世界的にも高く評価されています。

それぞれのツールを活用することで、次のような効果が期待できます。

●対立した状況から、創造的な解決策を生みだせるようになる
●ものごとを論理的に考え、説明できるようになる
●夢や目標を達成するための障害に対処できるようになる

また、それらの結果として、問題解決力やコミュニケーション力、壁を破る力が高まったり、創造性、協調性、思いやりの心が育まれたりすることが明らかになっています。

本書は主に小中学生の親御さんを対象としていますが、高校生や大学生、社会人ご自身でも活用できます。「子ども」という表現を「部下」という言葉に置き換えて読んで頂ければ、大半はそのまま職場でも使える内容です。実際、本書の手法は企業の社員研修にも数多く使われているのです。

ご家庭で、職場で、ご活用頂けるよう願っております。
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テニスが強くなる方法 – そこそこは打てる技術はあるけれど、カベにぶつかっているプレーヤーの皆さんへ

こんにちは。
「勝ちP オンラインテニスアカデミー」の飛田です。

元日本テニス協会のナショナルコーチ(S級エリートコーチ)であり、テニスアカデミーのヘッドコーチ務める井本氏に私が出会ったのは、17年前のことです。井本コーチと、一般テニススクールでなかなか教えていないのだけど、本当に価値あることって何なのかというテーマで激論を交わしました。その内容をご紹介しようと思います。

このブログ記事は、これまでもテニスに懸命に取り組んできて、試合にも出ているプレーヤー向けに書いています。
これまでも、相当量の練習に取り組んできたけれど、この先、さらに上に行くにはどうしたらいいのか、
もっと勝てるようになるにはどうしたらいいのか、
テニスが強くなる方法、試合に勝つ方法、効果的な練習方法とは、何なのか、
テニススクールでは教えてくれないし、仲間と練習しているだけでは決して気がつくことができない「何か」があるのではないか?
そんな秘密を教えてくれるカリスマコーチがいないものなのか?

こんな疑問に答えることができればと思っています。
そして、テニスの試合を向上させ、自分がなりうる最高のプレーヤー、ベストプレーヤーになるための3つのヒントをまとめました。

【前提条件】
このブログ記事は、「テニス漬け」と言える生活を送り、真剣にテニスの試合で勝つことを目指しているプレーヤーのみなさんに向けたものであることをまずご理解ください。
年齢や、レベルは問いませんが、最高の自分に到達するために、日々、鍛錬をしているテニス選手のためのヒントとなるようなものです。
従って、得意、苦手はあったとしても、ラケットの真ん中でボールを打ち、一定のコントロールで狙ったところに打てることを前提としています。

もし、このような条件は満たしていないけれども、テニスの試合でもっと勝てるようになりたい、強くなりたいとお考えでしたら、まず取り組んで頂きたいことがあります。
1.試合に最低月に一度は出ること
2.もし練習量が足りない(週に1~2回かそれ未満)のであれば、どうにかして練習時間を捻出する方法を考え出すこと

【テニスが強くなるための3つの指針】
1.考え抜く
– 【練習で】試合でどんなことができるようになるために、今これを練習しているのか?本当に強い選手は、試合と練習が頭の中でつながっているものです。だから、漫然と、なんとなく、タラタラとした練習をすることはありません。
-【試合で】「どんまい」「一本集中」「切り替えて行こう」「挽回だ」「気合を入れていきます」「次、とります」「ポイントです!」といううわべの掛け声で、頑張っている気になってはいませんか?そんなうわべの言葉でごまかさず、プレーの「何を、何に変えたらうまくいくのか」を毎ポイント考えて、次のポイントに活かすことが大切です。
– 【試合後分析で】試合で起こった問題の解決方法は、弱い部分を訓練して強くすることだけではありません。弱い部分が試合ででないようにするという方法もあります。どう分析して、その結果、何に取り組むことに時間を使うのかを正しく決めることが最大の結果につながります。あなたは、自分が今の取り組んでいることが正しいと、絶対の自信をもって言えますか?

2.集中する
– これは誰も口にする言葉でありながら、ほんの少しの人だけが実行できていることではないでしょうか?「集中する」とは、取り組まないことを決めることです。それによって、取り組むと決めたことが、球出しやラリーのレベルではなく、相手が死に物狂いでポイントを取りに来ているような魂がこもった球を相手にしている場合にでも、高いレベルで実行できるまでに高めることができるのです。球出し練習をして、試合で使えると思うのは大きな間違いです。ここに気がついたら、練習メニューに取り入れることができる項目は絞らざるを得ません。これが集中の本当の意味なのです。

3.準備する
– テニスの試合は、テニスコートに入ってから始まるわけではありません。試合開始の30分前に始まるものでもありません。あなたも一生懸命なら、相手も一生懸命。そのような本気の試合の中で、少しでも優位に立ち、技術や体力では大差がつかない勝負において、ほんの少しでもバランスを自分の方にたぐり寄せるためには、ありとあらゆる「仕込み」をすることこそが大切なのです。仕込みがあるから、舞台で最高のプレーができるのです。
– 練習での仕込み、対戦相手の事前分析での仕込み、コンディショニング面での仕込み、前日の夜の適切な過ごし方、当日の朝の適切な過ごし方、ありとあらゆる準備をすれば、それが試合中に数ポイントの違いを作り出すことにつながってきます。
– ぎりぎりの状況で戦い、「あの1ゲーム」「あの1ポイント」がどちらに転んだかで勝敗が決まることが多いテニスの試合では、この数ポイントの違いが勝敗を分けることが少なくないのです。

もし、これを読んでドキッとされたとしたら、そんなみなさんには、良いお知らせがあります。
「勝ちP オンラインテニスアカデミー」では、本気で強くなりたちと考えるプレーヤーを応援しています。
この度、1ヶ月間限定で、無料体験レッスンを受けて頂く仕組みを用意致しました。ただし、申し込みが殺到しておりますので、こちらでも
選抜させていただいております。

ご希望の方は、お問合わせフォームより「テニスが強くなる方法」のブログ記事を見ましたと、書き添えの上、テニスで勝てるようになりたいという熱い思いを送ってください。問い合わせ項目は、「テニスの指導について」を選択してください。

ちなみに「勝ちP オンラインテニスアカデミー」のホームページは
http://www.global-optimum.com/tennis-academy.html
です。

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保護中: 無料レポート「錦織圭選手のメンタルの強さに迫る」ダウンロードサイトのお知らせ

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メンタルタフネス、感情コントロールのトレーニング方法

2014年の全米オープンテニス。
錦織圭選手の、日本人初となるメジャー大会での決勝進出は大きな話題になりましたね。

これは、偶然の結果だったのでしょうか?
たまたま、これまでの努力が、この日になって花開いたのでしょうか?

私は、あらゆる選手が目標とし、照準を絞り、出せる力を振り絞って戦う、メジャーの
大会で、「偶然にも勝ってしまう」なんてことはありえないと思っています。

結果があるなら、原因がある。こう思っています。

【原因1】
まずは、これまでの努力という土台があったことは言うまでもないでしょう。
幼少から英才教育を受け、13歳で渡米。その中で、最大の武器である素早さを生かした
攻撃パターンを磨き上げたという要素があるでしょう。

実は、2014年の1月に、私自身、錦織選手が所属するフロリダのIMGアカデミーに行き、
大人向けのレッスンを受けてきました。その時に私のコーチをしてくれたジミーさんが、
「ニシコリはクリスマスの日もガラガラのコートで、コーチと2人で練習していたよ」と
教えてくれました。

【原因2】
さらに、心理学的な理由があります。これまで、男子のメジャー大会のほとんどは、
いわゆるビッグ4(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー)が優勝してきました。
この勢力図が目に見えて変わりだしたのが、今年。錦織もビッグ4ではない同年代選手が
大きな大会で活躍する姿をみて、3つの感情が今まで以上に強く湧いてきたことと思います。
私の想像にすぎませんが、以下の3つです。
1.「ビッグ4じゃなくてもできるんだ」
2.「あいつら(同年代選手)にできるなら、俺にもできる。
3.「メジャーで勝ちたい!」

【原因3】
最後に、新コーチの存在があります。
錦織圭選手の活躍とともに、脚光を浴び、メディアにも大きく取り上げられているのが、
2013年の12月から錦織圭選手のコーチを務めているマイケル・チャン氏です。
昔からテニスをやっている方であれば、知っている方も多いでしょう。
台湾系のアメリカ人で、テニス選手としては身長は低いながらも、抜群のフットワークと
ストロークの安定感で17歳でメジャー(全仏オープン)を制した名選手です。
チャン氏就任後の、2014年5月には、錦織選手は、日本男子初のシングルスの世界
ランキングトップ10入りを果たしています。

今回の錦織選手の躍進の理由としてメディアも「メンタルの強化」とか「感情コントロール」
とかいう言葉で表現しています。そして、コーチのマイケル・チャン氏の存在があったという
のが一つの見方です。

つまり、
・これまでの努力により、素早さを武器としてポイントをとる技術を磨き上げたこと
・同年代選手の活躍をみて、自信とモチベーションがこの上なく高まったこと
・これまで十分に鍛えられていなかったメンタルコントロール力が、今年に入って
 急激に高まったこと
 
この3つの原因が重なって、全米オープンの準優勝という結果につながったのだろうと
分析しています。特に3つ目の理由が、今年になって付け加わった要素ですので、
これが、3~4回戦までしか進めなかった錦織選手と、世界のトップランカーを数人破り
決勝まで進むことができた錦織選手の差を生み出していると考えても、無理はないでしょう。

さて、この記事は、「評論家」のように起こったことを分析するために書いているのでは
ありません。そうではなく、ここから何かを学び、私たちの日々をよりよくするために
何ができるかを考察し、実行するために書いています。

そこで、考えないとならない質問が2つあります。
・メンタルを強くするということは、錦織選手のようなトッププレーヤーだけのものなのか?
・メンタル強化を教えるということは、マイケルチャンのように世界のトップを経験した人
だけが教えられるものなのか?

もちろん、その答えは「ノー」です。
メンタルを強くすることは、誰にでもできることです。(そして効果は絶大です)
メンタル強化を教えることも、きちんと学べば、誰にでもできることです。

そんなわけで、これから簡単にできるメンタル強化方法を教えたいわけですが、それが意味
することが何なのか、最低限の知識をもっていただく必要があります。

なぜかというと、「メンタル」と聞いても、思い浮かべる内容は人によって全く違うもの
であるかもしれないからです。

メンタルが強いとは
・うまくいっていなくても、それでも次は取れると楽観的な気分を作れる
ことではありません。

1.達成するのが困難な、高いところを目指している
2.手を抜くことなく、徹底的に準備をしている
3.「今、ここ」だけに意識を合わせることができる

この3つを満たすことが、強いメンタルの条件になります。
上から順番に、より短い時間での話になります。
1番は1年~3年くらいの単位の話、2番は1日~数ヶ月単位の話、3番は1秒~1時間
くらいの単位の話です。
これを実践するということは、「生き方そのもの」が変わるといってもいいくらいです。

【高いところを目指す】
2011年、スイス・バーゼルで、当時の世界チャンピオンのフェデラー選手と
大会決勝戦であたることになった錦織選手のインタビューがあります。

準決勝の勝利の後、錦織選手は『憧れのフェデラー選手と決勝で当たるなんてワクワクします』
とコメント。フレッシュで、気持ちのいいスポーツマンだと好感を抱いた方も多いでしょう。

その後2011年11月、有明で行われた震災復興チャリティイベントで
チャン氏と、錦織選手が共演。その時チャン氏は、バーゼルでの大会を振り返り、この発言を
バッサリと切り捨てます。
(動画を見たい方はコチラ)

「コート外で選手を尊敬するのはいい。けれども、戦う前から満足してはいけない。
一度コートに入ったら『お前はオレの行く手を遮る邪魔な存在なんだ』と思うべき。
『優勝するのはお前じゃなくて、オレ』、『この試合の勝敗に、過去の実績なんて関係ない』と
いう強い気持ちが必要なんだ。相手が誰であろうと勝つことだけを考えるべきのだ」

錦織選手は、決勝まで来たわけです。
今までは、「フェデラー選手と対戦すること」が達成するのが困難な、高いところだった
わけですが、成長するにつれて、それは「もう少しで手が届く目標」になってしまったのです。
この時点で、錦織選手は自分の目標をさらに引き上げるべきだったのです。

決勝に来たことで、すでに目標は達成。もう、満足です。
こんな気持ちでは、強い気持ちは作れないのです。これが1つ目のポイントです。

【徹底的な準備】
2014年の全米オープン(9月)。
4回戦で、5セットの激闘を終え、ラオニッチを下したのがなんと午前2時26分。

次の日の朝、錦織選手はwowowのインタビューで、こういっています。
「次の試合に向けて、気持ちも少し高ぶって、あのーReadyの状態になってきてます」

続く準々決勝では、第3シードのワウリンカ戦でも5セットの末の勝利。
そんな錦織選手に、アメリカでは有名なスポーツ専門チャネルESPNが付けたニック
ネームが「マラソンマン」
(動画を見たい方はコチラ)
http://espn.go.com/video/clip?id=espn:11461612

なんと錦織選手は、5セット目に突入した試合の勝率が、現役選手だけでなく、
歴代1位という記録を保持しているのです。これには、とんでもなく強靭な気持ちが
必要なことは言うまでもありません。

そして、準決勝では世界ランキング1位のジョコビッチを破り、決勝に進出したことは
ご存知の通りです。

決勝の進出前、錦織選手が語ったこと
「しっかりと気持ちの準備を整えておきたいですね」
(動画を見たい方はコチラ)
http://st.wowow.co.jp/detail/5001
体調面の話をする前に、メンタルを整えることを口にしたのです。

インタビューを受けるたびに、次の試合の準備のことを口にしています。
でも、気持ちの準備って何なのでしょう?
念仏のように、「俺は勝てる、絶対勝てる」と何度も何度も言い聞かせるようなイメージを
もたないでください。

体力の回復、ケガの治療、次の対戦相手の分析と作戦立案。実際にやることはこんなことです。
やるべきことをきちんとやることが、不安を取り除くことになり、結果として気持ちの準備が
整うことになるのです。

「やるべきことは全部やった。これさえ実行すれば、勝てる可能性は十分過ぎるくらいにある」
このように心の底から信じられるようにすることが、準備なのです。
心の底から信じられるためには、「根拠」が必要です。だから、勝つためにできるあらゆる
ことを実際にやるわけです。

【「今、ここだけ」を意識する】
最後に、実際の試合に入ったあとの、狭い意味でのメンタルコントロールがこれです。
・マッチポイントがくると、ドキドキします。

勝ったらどうしよう!
優勝だよ!!!
なんて、コメントしよう

こんなことを考えてしまうかもしれません。
でも、試合はまだ終わっていません。
なのに、勝ったあとの未来のことを考えていては、目の前のポイントなど取れる
はずがありません。

・大切なポイント(たとえばタイブレーク)を落とすとがっかりします。

もうすこし前に仕掛けていれば・・・
あそこは、大事に行くべきだった・・・
あのジャッジはどう考えてもおかしい・・・

こんなことを考えてしまうかもしれません。
でも、それはもう済んだことです。
なのに、変えることができない過去のことを考えていては、目の前のポイントなど取れる
はずがありません。

大切なのは、置かれた状況の中で、今できる最善のことは何なのか?これを考える続ける

ことなのです。
「ソリューションフォーカスアプローチ」なんていう言葉もあります。
「どうなりたいか」「何を手に入れたいか」という未来イメージを創造する過程を先行させ、
そこから目の前の具体的行動を変化させるように導くプロセスのことです。

【なつどうふ:冷静に、かつ、柔軟に自分の感情をコントロールするプロセス】
「ソリューションフォーカスアプローチ」と聞いても、自分にできそうとはなかなか
思えませんよね?

そこで、誰にでも真似できる質問を考えました。

例えば、テニスの場合だったら、1ポイント終わるたびに、自問自答するのです。
その質問の頭文字をとって「なつどうふ」と読んでいます。

冷奴のような冷静な感情、
豆腐がもつ柔軟な気持ち、
こんなものをイメージして頂ければと思います。

ポイントが終わったら・・・
「な」 ー 何が起こった? (終わったポイントを振り返ります)
「つ」 ー 次はどうなりたい? (次に起こしたいことをイメージします。
    成功を繰り返すことなのか、失敗を減らすことなのか)
「ど」 ー どんな作戦でいく? (起こしたいことを本当に起こすための具体的な
    方法を考えます)
「う」 ー うまくいきそう? (それをやればうまくいくのか?強気すぎ、弱気
    すぎ、ワンパターン過ぎではないかを確認し、軌道修正します)

ここまでを頭の中でさっと考えます。30秒くらいと思ってください。
最初は2、3分かかるかもしれませんが、練習すれば、できるようになります。

そうしたら、次のポイントが始まります。

「ふ」 ー 深く考えすぎずに、思い切りプレー。

分析して考える時間と、作戦実行する時間はきちんと切り分けることが大切です。
頭から意識的に指令を出して、体を動かそうとしてもぎこちなくなるだけです。
考えを一度、頭にインプットしたら、あとは本能に任せてやるのが一番です。

ポイントが終わったらまた「なつどうふ」のプロセスを繰り返します。
この質問を繰り返すことが習慣になると、過去のことや、未来のことを考える暇が
そもそもなくなるのです。なぜかというと、人は2つのことを同時には考える
ことができないからです。

【目覚しい結果を出した高校テニス部の例、小学生サッカーチームの例】
こんな簡単なことですので、実は錦織選手でなくても、マイケルチャンでなくても
実践できます。

ある高校のテニス部の顧問の先生には、目標設定や、「なつどうふ」のプロセスを
ご紹介しました。私が現地にいって指導したのはたったの2回だけです。

そして、昨年県大会本選で初戦敗退だったテニス部が、その年はベスト8、県の
第2シードチームと当たるまで勝ち続けたのです。

動画(私自身が話しているものです)はこちらです。
・「もし高校の女子テニス部がゴールドラットの思考プロセスを使ったら」
(高校女子テニス部躍進のものがたり)

私はサッカーについては、ほぼ素人なのですが、小学生のサッカーチームの監督さん
と組んで、テニスよりも人数が多いチームスポーツにも同様の方法を取り入れました。

県下随一の強豪チームと練習試合をすると、0-10で負けるようなチームでしたが、
次の年には同じチーム相手に、0-2の試合ができるまでになりました。
この成果の一部は、目標設定と「なつどうふ」の力であると監督も評価しています。

動画(こちらも私自身が話しているものです)はこちらです。
・自主性を育むスポーツのチーム作りと指導の実例
(小学生サッカーチーム全体のメンタルタフネス改善)

【勝ちP オンラインアカデミー】
マイケルチャン氏のコーチ加入、メンタルの強化、そして錦織選手の躍進。
たった2回の訪問で劇的に強くなったテニス部やサッカーチーム。

これは、一体何を意味しているのでしょうか?

私はこういうことだと思っています。

・競技に必要な技術は、その競技に携わる人ならみんな練習している。
 だからこそ、技術で相手をはるかに凌ぐ差をつけるのは難しい。
 
・メンタルコントロールの3つの技術は、ほんのひと握りの人しか実践していない。
 だからこそ、これを身につけると、今現在のレベルを土台にして、驚きの成長を実現できる。

今回ご紹介したメンタルコントロールのすべてを、身につけることができるオンライン
スクールがあります。オンラインですので、どこに住んでいても受講できます。

さらに、目標設定と練習計画、状況分析に基づく作戦シート、そして映像分析に基づく
アドバイス、戦術・テクニック指導などの指導も受けることが可能です。

興味がございましたら、
【勝ちP オンラインテニスアカデミー】
http://www.global-optimum.com/tennis-academy.html
のホームページを是非ごらんください。

もし、テニス以外の競技の方で、興味を持った方がおりましたら、
http://www.global-optimum.com/toiawase.html
よりお問合わせください。

(付録:メンタルコントロールと制約理論(TOC))

先に、メンタルを強くする3つの条件として

1.達成するのが困難な、高いところを目指している
2.手を抜くことなく、徹底的に準備をしている
3.「今、ここ」だけに意識を合わせることができる

を挙げました。

実は、これは制約理論(TOC)と呼ばれるマネジメント理論を実践する中でも
当たり前にように使われているのです。

つまり、ビジネスでもスポーツでも、同じように使えるということです。

【高いところを目指す】
高い目標を設定することの大切さは、誰も否定しないでしょう。
問題は、目標が高すぎると感じて「どうせ無理」というネガティブな感情が
浮かんでしまうことです。

目標は高いけれど、それでいて、十分に実現できると思える。
こうならないとなりません。

そのためには、目標に至る障害を洗い出し、中間目標を設定して、高いゴールに
向けて、何をどんな順序で行っていくのかを設計する必要があります。

このツールは「アンビシャス・ターゲット・ツリー」と呼ばれています。
先に紹介した、高校テニス部や、小学校のサッカーチームでも使われたもので、
子どもでも使えるくらいにシンプルな道具です。

○○までに、新規事業で、売上○○億円達成!
このような目標であったとしても、同じ道具を使うことができます。

【徹底的な準備】
スピードが早いビジネスの現場では、「走りながら考えろ」と言われたり、
「とりあえずやらないと」という気持ちが湧いてきたりしがちです。

一方で、本当にやりたいと思っている仕事が
・まだ、上司の承認がおりていないから、進められない
・協力会社に依頼している仕事がなかなか帰ってこないので、進められない
・キーパーソンの時間をもらいたいのだけど、日程調整がつかず2週間待ち
なんてこともないでしょうか?

早くやれと言われるし、早くやりたい。
でも、やろうと思うと、滞る。

こんな状況も、あらかじめ、仕事の徹底的な準備、段取りを整えておくことで
多くは避けることができるのです。

そのためにやることはシンプルです。
「これさえ揃っていれば、あとは仕事が流れるように進む」
こんな条件を満たすようなリストを作って、そのリスト項目を全部揃えることに
まずは集中、全部そろったら残りの仕事を終わらせることに集中するのです。

スポーツでも分析する時間と、プレーする時間をきちんと分けたように、
仕事でも、段取りをする時間と、実作業をする時間をきちんと分けると効果
絶大です。

【「今、ここだけ」を意識する】
仕事というものは、計画した通りにはなかなか進まないものです。
(もし、進むのであれば、世の中から赤字の会社や部門はなくなるはずですね。)

でも、本当はかなり前から起こっていた問題が、長いあいだ隠されていたとしたら
計画が大きく狂っても驚きではありません。
大抵の場合は、問題が発覚したときはもう手遅れということになっているからです。
その時になって、「なんで、こんなことになってるんだ~。なんとかしろ~」と
叫んでも、部下を怒鳴りつけても、どうにもなりません。

もし、仕事というものは、計画した通りにはなかなか進まないものであるならば、
問題が発生した瞬間に問題が認識できるようにし、問題が認識できた瞬間に対策が
必要がどうかを判断し、対策が必要であればすぐに実行するようにする。これしか
ありません。

今、何に取り組むべきなのか。今、やらなくてもいいことは何なのか。これが
分かりさえすれば、仕事のほとんどは予定どおりに進み、また大きな問題があっても
手を打つ時間を確保することができます。

スポーツでは、「なつどうふ」の質問を使って、「今、何がおきているか」をまずは
把握します。それができれば、対策を考えることができるからです。

ビジネスの世界でも、「今、何がおきているか」を見えるようにするツールが存在
しますね。生産現場に何が起きているか、プロジェクトに何が起きているか、在庫に
何が起きているか。そんなツールが存在しています。その本質は、見えるようにする
ことではなく、現実を直視して、変えることができる今にフォーカスして、ベストと
思える判断を素早く下すことにあるのです。

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テニス:試合に勝てないと悩むあなたに贈る25のメッセージ

01.テニス「勝てない病」にかかっていませんか
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11846842159.html

02.テニス 試合に勝てない3つの原因とその根っこにあるもの
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11846844596.html

03.テニス 「思考技術」=「脳の筋トレ」による勝率アップのワザ
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11846845339.html

04.テニス 頭の使い方を学ぶための3ステップ
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11846848090.html

05.テニス 発想法があなたの上達のジャマをしていないかを調べる7つの質問
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11846850520.html

06.テニス 自信をつけてから試合に出ることの大きな過ち
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11847527883.html

07.テニス 賢く勝つための分析ノートの書き方と読み方
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11847530310.html

08.テニス もっと技術を磨かないと勝てないと思っていませんか?
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11847536183.html

09.テニス 大切な試合に限って「足がつる」人の強化ポイント
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11847537788.html

10.テニス 伸び悩みを感じているプレーヤーに贈る真の弱点の見極め方
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11847539558.html

11.テニス 根本問題を解決して明るい未来を設計する方法
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11848165307.html

12.テニス これさえやれば試合に強くなる そんな特効薬はあるのか?
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11848306142.html

13.テニス メンタルの強さ簡易診断
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11848344992.html

14.テニス 「ダイエットの基本」はテニスのメンタル強化に効果的
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11848356905.html

15.テニス 試合本番になると緊張してしまい、練習のように打てなくなるワケ
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11848364813.html

16.テニス どうして俺よりヘタくそなあいつが試合で勝っているのか?
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11849781008.html

17.テニス 「頭では分かっているのにできない」と思う時こそチャンス
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11849785484.html

18.テニス 「負のスパイラル」から抜け出す発想法と実践法
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11849801828.html

19.テニス 「流れ」をつかんだ後に離さないための思考法
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11849808038.html

20.テニス 「集中」「一本」「挽回」これで勝てれば苦労はしません
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11849815653.html

21.テニス 体格に恵まれていないのを勝てない言い訳にしていませんか?
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11850799467.html

22.テニス スコアカードからメンタルの強さを調べる方法
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11850804184.html

23.テニス 伸び悩みの殻をやぶるための分析マップ書き方
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11851187122.html

24.テニス 集中力の強さ簡易診断
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11851337953.html

25.テニス 戦績が頭打ちになるのには3つのワケがあった
http://ameblo.jp/think-clearly/entry-11852213702.html

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テニス:シコラー、バコラー、ライジンガー その意味は?

テニスの世界にも、独特な用語があります。

シコラー、バコラー、ライジンガーなんていうのは、そのよい例です。
3人組の正義の味方ではありません。

この3つのネーミングは、テニスの試合でのプレーパターンを類型化したものです。

【シコラー】
シコシコと、とにかく返して、粘り勝ち。
これがシコラーのプレーパターンです。

決して無理はせず、相手がミスをするまで、ひたすら相手のコートに
返し続けるのです。

繊細なコントロールによる配球が、攻撃力の源です。

技術はなくとも、無尽蔵な体力と、我慢強いココロを持ったプレーヤーに
向いています。

短所は、相手が主導権を握ることが多いため、相手の打ち込みが強烈だと、
対処できない場合もあることです。

【バコラー】
バコバコと、強打強打で、ぶっ潰す。
これがバコラーのプレーパターンです。

とにかく、先制攻撃。相手が守りに入ったところで、更に攻撃。
決してひるむことがない攻撃で、相手にプレッシャーをかけ続けるのです。

パワーによって相手を崩すことが、攻撃力の源です。

メンタルは弱くても、パワーに恵まれたプレーヤーに向いています。
なぜかというと、スイングを調整せず、常に全力でスイングができるからです。

短所は、調子が悪い日にはネットやアウトが増えて、自滅して試合に負けてしまう
ことがあることです。

【ライジンガー】
ライジング。速いペースで、勝負する。
これが、ライジンガーのプレーパターンです。

球の弾み際を叩く。相手がニュートラルポジションに戻る前に時間を奪う。
それによって、相手にベストショットを打たせずに追い詰めるのです。

準備時間を奪って、振り遅れさせるのが、攻撃力の源です。

体力はなくても、目が良く、器用なプレーヤーに向いています。

短所は、相手がスピン系の深い球を打ってくる場合には、タイミングを合わせるのが
難しく、逆に攻撃のきっかけを与えてしまいがちなことです。

【思考ラー】
ところで、私はもう1つのプレーパターンを命名しました。
読み方は、最初のと同じ「シコラー」ですが、その意味は違います。

分析と、作戦の利で、勝利呼ぶ。
これが、思考ラーのプレーパターンです。

自分のミスは素早く修正し、相手の弱みは徹底して突く。
ゲームを重ねるごとに、積み重なったデータを使って、どんどん有利に試合を
展開するのです。

常に冷静さを保つことが苦にならないプレーヤーに向いています。

短所は、常に相手に合わせて弱点を突くプレーをするために、どんな相手が来ても、
これだけは誰にも負けないというポイントパターンをもちづらいことです。

実際には、どんなタイプであれ、強くなればなるほど組み合わせ使うことができるようになります。

例えば、弱い球に限定して、ライジングで返すこともできます。
リターンゲームに限定して、積極的に叩きにいくこともできます。
30-30の時には、シコシコと返して40を先にとるような戦略を考えることもできます。

そして、思考ラーを極めるには、以下の情報が役立ちます。

電子書籍:ボールを打っていない時間の使い方
勝ちP:出張レッスン
勝ちP:オンラインテニスアカデミー

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マンガ「ベイビーステップ」をリアルで実践する「勝ちP オンラインテニスアカデミー」

ついに開校した「勝ちP オンラインテニスアカデミー」

なんと、このアカデミーでやろうとしていることが、マンガ「ベイビーステップ」の
エーちゃんがやっていることと、非常に似ているのです。

私自身は、オンラインテニスアカデミーの話をしていたら、
たまたま、「ベイビーステップ」っていうマンガ読んだことある?
と聞かれ、そのときまでこの漫画の存在を知らなかったのです。

それで、ベイビーステップのコミックを1巻から30巻まで一気に購入。

オンラインテニスアカデミーでやろうとしていることに確かに近いです。

作戦立案、効果的な練習、分析、弱点の修正、駆け引き、読まれないプレー
こんなことを身に付けたら、今の技術と体力に、もう1つ超強力な武器を
加えることができるのではないかと思います。

というわけで、エーちゃんみたいなテニスをリアルで取り入れて見たいあなたに
オススメしたいのが、勝ちP オンラインテニスアカデミーです。

アカデミーの説明動画は無料で見ることができます。
http://www.global-optimum.com/tennis-academy.html

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テニスで相手の弱点を見つける方法 - 7つの視点

テニスの試合で勝とうと思ったら、相手の弱点を知りたいもの。

でも、弱点、弱点とは言っても、相手がミスをどんどん連発してくれればすぐに見つかりますが、ある程度のレベルになってくれば、そんなにボロボロとミスが出てくるわけでもなく、「弱点をどうやって探したらいいのだろう?」と迷うこともあるかと思います。

特に、自分よりも相手が格上の場合。なかなか自分の手持ちのショットでは、試合中に相手にミスをさせることができないということもあるでしょう。

そんなときに、どうやってテニスの試合に勝てる可能性を見出し、その可能性を大きく広げていくことができるのでしょうか?

まずは、テニスの試合における「弱点」という言葉をきちんと定義してみようと思います。
・ミスが多いプレー
これは明らかに弱点と言えるでしょう。

でも、ここではもう少し広い意味で「弱点」を捉えていきます。
・相手のパワフルな攻撃を封じるプレー
・相手が体力をたくさん消耗するようなプレー
・相手の読みを外させるプレー
・相手の判断を鈍らせるプレー
・相手がイライラするようなプレー
・相手にリスクの高いプレーを選択させるようなプレー

すぐにはミスをしてくれない相手も、攻撃を封じられ、体力を奪われ、読みは当たらず、判断に迷うようなプレーをこちらができれば、仮にこちらがウィナーをとることができなくても、相手のイライラは募ります。そして、普段はやらないようなハイリスクなプレーを相手に選択させることができたら、その時こそミスがでるのです。

じゃあ、テニスの試合の中で、どのようにして弱点のプレーを見出していくのでしょうか?

・フォア/バックに打ち、どちらが苦手か、嫌がるかを見極める。
・深い球/短い球を打ち、ベースラインとネットプレーのどちらが苦手か、嫌がるかを見極める。
このあたりは基本中の基本ですね。

テニスでできることはまだあります。
・速い球/(とても)遅い球のどちらかが苦手ではないか?
・トップスピン/フラット/スライスのどれかが苦手ではないか?
・高い球/低い球のどちらかが苦手ではないか
・前後の動き、左右の動きが苦手ではないか?
・ライジング、下がって打つなどのタイミングの変化に対応できないのではないか?
・緩急の変化(つなぐと叩く、遅いサーブのあとの速いサーブ)に弱くないか?

このように考えてみると、試して見ることができるパターンはたくさんあります。
ワンパターンに陥っている暇はありません。どんどん試して、相手とより高い確率で戦えるパターンを見つけ出せば、テニスの試合の勝率もあがっていくことでしょう。

「勝ちP」プログラムの参加者からのご質問でした。

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テニス いきなりトップギアで、市民大会で勝つためのたった3つの準備運動

東京都内のとある区民大会に出場した。

とは、いっても、ここ何か月もまともに練習すらしていない。

とは、いっても、テニスの指導法や勝ち方をこれまでブログにつづってきた、
そして「勝ちP」というテニスプログラムを年々も主催してきた私である。
初戦敗退というのも恰好が悪い。

つーわけで、何をやって、どうなったかを包み隠さずつづってみたい。
なかなか勝てずに困っている人のヒントになればうれしいです。

私もかつて、小平や国分寺の市民大会でベスト4になったことがある。
ただ、出場資格は在勤とか在住とかに限られていた。

ここの区民大会は、区の団体に所属していれば、自分が在住や在勤でなくても
出場できる。だから、東京の各所から、テニス好き、試合好きのプレーヤーが、
この区の団体に登録して腕試しに出てくるのだ。同じ市民大会といっても、
レベルが全然違うということだ。

こんな私であるが、まずは何を考えたか。

区民大会は6ゲーム、1セットで終わる短期決戦。
トーナメントなので、負けたら終わり。
だからこそ、序盤で優位に立つことがまず重要だ。

こんなことを考えた。

でも、あまりに練習していないので、序盤で優位にたてるかどうか不安がある。
これが問題だ。

序盤で優位にたつにはどうしたらいいのだろう?
こう考えてみた。

1つの考えは、「慎重にスタートする」ことだ。
まあ、通常の場合は、こういう選択をすることが多い。

でも、一方で、「トップギアでスタートしたい」という思いもある。
もし、「相手も慎重にスタートしてくる」のであれば、最初から襲いかかることで
優位に立てるかもしれないからだ。

慎重にスタートすべきか?
トップギアでスタートすべきか?

いずれにしても、試合の主導権を先に握りたいのだ。

そのために、
慎重にスタートすることで、序盤でのミスを最小にしたい
トップギアでスタートすることで、相手に強いプレッシャーをかけたい

慎重にスタートすることは、球が遅くなり、コースも甘くなることを意味する。
球が遅く、コースも甘ければ、与えられるプレッシャーは小さくなる

トップギアでスタートすることは、厳しい球を打つことを意味する。
厳しい球を打てば、ミスも多くなる。

ミスを最小にすることと、相手に強いプレッシャーをかけることを両立できれば
最高なのだが…

そこで考えた。
やるべきことは、トップギアで動ける状態で試合に入ることだ。
試合の序盤は体を暖めたり、エンジンをかけるための時間ではない。

こんな状態で試合に入れるようにするための、試合前の準備ポイントは3つ。


まずは体を十分に暖め、次に体を十分にストレッチする。
この順序は逆であってはならない。
温めなくては伸びないのだ。
(多くのプレーヤーは、すぐにストレッチをしているが…)
しっかりと10分以上かけてランニングをするのが一番だが、時間がなければ、
なわとびや階段の上り下りで、心拍数を高めておけば、短い時間でも体を
温めることは可能だ。
そして、試合に直前になったら、再度心拍数を高める。
今回は、集合時間の1時間前には会場入りしていたので、入念なアップと
ストレッチができた。


次に、目の運動をする。
私は、日々パソコンやスマホばっかり眺めながら仕事をしている人間だ。
眼精疲労もつらい。
そんな私だから特に、動くものを目で追いかけるという習慣が普段の生活にはまったくない。
30~50センチ離れた場所にある画面に、目の焦点は釘づけになっているのである。

私は、テニスではフットワークが悪いために起きるミスもあるが、目の動きが悪くボールを
捉えられていないために起きるミスもあると思っている。
だからこそ、テニスのビギナークラスで初めてラケットに触る人がやるように、ラケットで
ボールをポンポンと打ってみる。ポイントはしっかりと眼球を動かして、目をウォームアップ
することにある。


最後に腰の運動をする。
本番ともなると緊張して体が硬くなることがある。
すると、いわゆる手打ちになってしまうことも多い。
いいスピンを安定して打つために、しっかりと地面を踏みしめ、腰の回転を意識した
素振りができるように体の動きを意識するようにしている。

これで、身体面では、トップギアで試合に入ることができる準備は整った。

でも、とにかく練習していないわけだから、それでも不安はある。
そこで、今度は試合中に意識すべきポイントを考えた。

問題は、練習していないために、ちゃんとラケットにボールを当てることができるか不安を
感じているということだ。

試合の最初のポイントから、きちんと打つことができれば良いのだが。

そのための対策としてこんなことを考えた。
きちんと打つ自信がないのであれば、ボールを易しくするしかない!

ボールを易しくするというのは、いつも自分が打ちやすい高さやタイミングで打つということだ。
そのためには、すばやくボールを一番打ちやすいポジションに入っている必要がある。
そのためには、すばやく相手の球に反応し、すばやく動き出し、打つ準備を整える必要がある。
そのためには、毎球きちんとスプリットステップを入れ、相手をよく観察しておく必要がある。

スプリットステップと素早くボールに入る動作の組み合わせによって打つ球を簡単にでき、
結果としてミスを減らすことができるはずなのだ。
また、コースを狙うのも容易になるので相手にプレッシャーもかけることができる。

スプリットステップ…
これまた、テニススクールの初級でならうようなことだ。
でも、結局は基本動作を高いレベルで行う以外にないのである。

そんなこんなで、試合がはじまった。
予選は3試合。

【第一試合】 Bye これは、トーナメント表が出た時から分かっていた。

【第二試合】
トスに負け、相手がリターンを選択。私のサーブからだ。

手打ちにならないように、腰の回転で打つことを気にして打って見たが、コントロールが定まらない。
練習でサーブを打ったときには入っていたのだが…
結局ダブルフォルトを2つ。そして、バックハンドのサイドアウトが1つ。
もう1つは、相手の球が短くなって追いつけなかった、いわゆる事故。
いきなりブレークされてのスタートとなってしまった。

そもそも作戦がまずかったようだ。腰の回転ばかりが気にかかり、肝心のボールを見る目がぶれている。
すぐに、いつもの「打点を見ることを意識する」テニスに戻す。

スプリットステップを入れ、素早く打つ準備することで、球を易しくする。
これが効いて、スピンがきいた球を安定して相手のバックバンドに集めることができ、
ここから4ゲーム連取の4-1。

ここで、サイドチェンジである。
本来は、1-4になった相手の立場を考えれば、サイドチェンジの休憩中に必ず対策を考えるはずだ。
ということは、こちらも、対策の対策を考えておくべきである。
「勝ちP」のプログラムでも、そう指導している。
ところが、あろうことに、まるで素人のように「いい調子だ、このまま行けばいい。」と考えてしまった。

そのあとの2ゲームを私は落とした。
1-4のサイドチェンジで何も考えなかったツケが回ってきたのだ。
実際には、相手がこちらが十分に素早く準備ができないくらいのアグレッシブなプレーに変えてきたので、
こちらのミスが増えた。

1-4になって、逆転しようと思ったら、
より攻撃的にプレーするか、より守備的になって絶対にミスをしないテニスをするか、基本的な作戦は2つ
しかないのだから、これを予期できていなかったのは我ながら情けない。

ミスをへらしつつ、相手にプレッシャーをかけることができれば、試合に勝てる公算は高くなる。
これがそもそもの分析だった。
ここで落とした2ゲームでは、明らかにわたしの方がプレッシャーをかけられ、ミスをしていた。

ゲームを落としたのは痛いが、分析自体は自分にとっても、相手にとっても正しいということは
よりはっきりとしたことは収穫と言えるだろう。

さて、相手がアグレッシブにプレーしてくるときの、基本的な攻撃パターンは、ネットに出ることだ。
私がベースラインでプレーしているので、これまた典型的な対策だ。

ゲームは4-3で私のリード。ここで、対策をきちんと考える。

シングルスなのだから、相手がネットに出てきても、左右には十分にスペースがある。
前に出てきても、確実にサイドにボールを沈めていけば、そう簡単に決められるものではない。
風が強く、太陽もまぶしい、昼間の試合である。
ロブをあげてみるという選択肢もある。

結局、やったことは、試合前の作戦を強化しただけだ。
スプリットステップを入れて、素早く反応し、素早くボールに入り、万全の体制で打てるようにする。
でもって、相手が前にきたら、落ち着いてサイドにコントロールショットを打って態勢を崩し、オープンスペースを作る。

これが功を奏して、4-3から2ゲームを連取し、6-3で勝利。

【第三試合】

前の試合の報告を終え、次の試合のことを受付で聞いて見ると、いま丁度試合中だという。
これはチャンスだ!
下見をして、あらかじめ弱点を見つけ出すことは、得意中の得意なのだ。

そう思って、私の次の対戦相手が試合をしているコートに歩いていくと、向こうからも2人、歩いて来る。
試合が丁度終わったのだ。
残念なことに、まったく下見はできなかった。

5分ほどして、直ぐに試合が始まる。
相手の見た目は20代中盤。
背は巨大ではないが、私よりも大きく、体が分厚い。
相当スポーツをして鍛えていることは見て取れる。

8本認められている、試合前のサーブ練習。
とにかくサーブが重い。
まだ、練習だというのに、相手コートに上手く返せない。
スピンが強すぎて、ラケットにまともに当たらないのだ。
こちらも、ある程度のヘッドスピードがないと、まったく歯が立たない。

試合前の感触としては、恐らく、パワーでは相手が二枚は上手。
こちらが一生懸命に打つと、そのスピードは相手にとっては、絶好のたたき球になるだろう。
過去の経験からもそうだった。

幸いにも今日は風が強い。
だから、私が使う球は、たかーい弾道でスピンがかかった球。
高くはずんでいる間に風に流されて、足の位置を決めてうつのが極めて困難になるような球。
それでいて、遅い球なので、相手から見ると思わず打ち込みたくなるような球。
これで、私は時間を作ることができるし、相手には私の球のパワーを利用されなくできるし、
相手がイライラしてくれれば、しめたものだ。

相手にパワーがあるのは間違いない。
でも、フットワークはどうか?
もし、フットワークが悪ければ、打ち込みにきてミスを連発するか、もしくは、
打点に入れずに緩い球を返してくることになるはずだ。

こんな分析が正しいかどうかを確かめつつ、試合を進めて見よう。

第1ゲーム。
相手のサーブ。最高のコース。いきなりのサービスエース。
ウヒャー。

もしかしたら、実力の差は、思った以上かもしれない。
この1本で、15分後には、すでにコートに立っていない可能性すら感じた。

とにかく反応してラケットを出さなくては何も始まらない。
2ポイント目。
やはり速い。
打ち返してから、ギリギリフォルトだったことが認識でき、フォルトの、コール。
でも、ボールをしっかり捉えられない。

セカンドサーブから、ようやくラリーになり、わたしは「ゆるゆる作戦」。
業を煮やした相手が打ち込みにきて、ネットミス。
これこそ、まさにのぞんでいた展開だ。

そして、40-40。
これまでの分析はどんぴしゃだ。
技術とパワーのハンディキャップを埋めるだけの戦いができている。
しかし、ノーアドのゲームポイントを力でねじ伏せられ、相手がキープ。

相手は強い。
でも、40-40にはできた。
明らかに格上と言える相手だが、勝てる可能性がないわけでもない。
これが、第1ゲームの収穫だ。

私のサーブ。
作戦はいつもの通りの、左利きのスライスだ。
でも、コントロールが定まらない。
風が強すぎて、トスが思ったところに上がらず、結果としてサーブもコントロールできていないのだ。

こんなにトスのあげ直しがあるのも珍しい。
強い横風のせいで、フレームショットも多い。
サイドやセンターへの打ち分けはある程度あきらめ、
とにかくスピン量を増やして、高い弾道と風の組み合わせで、相手に肩よりも高い位置でリターンさせることを心がけた。
腰の位置にはいったら、ズドンとやられるのは、目にみえている。

こんな攻防を続けつつ、×○×○×とお互いにサービスゲームをキープキープ。
3回あった相手のサービスゲームは何といずれも40-40になった。
ノーアドのゲームポイントをアドサイドで2回、デュースサイドで1回挑戦したが、
どうしてもこのポイントが取れない。

流れが欲しい!
先にブレークできれば、この試合をパワーが支配するゲームから、
メンタルが支配するゲームに変えられるのに!
それができれば、勝利が見えてくる。

迎えた第6ゲームのサーブ。
逆に、私のダブルフォルト一つと、相手の強烈なストロークがこの上ないコースに入ってノータッチウィナーをくらい、
先に落としてしまった。

これで、2-4。

ああぁぁ、相手を楽にさせてしまった。

これで、相手は安心してリスクをとれるようになってしまった。
そのままパワーで粉砕され、2ゲームをとられる。

2-6での敗北。

格上との対戦で、3度めぐってきたノーアドのチャンスをものにできなければ、これが当然の帰結だ。

試合内容としては、スコアが示すほどの大差ではなかった。
明らかな格上を相手にして、なかなかいい戦いができたと思う。
たった1つのポイントで作ることができたはずの「流れ」が作れなかった。

圧倒的パワーで粉砕されるのは、「思考るテニス」を自分で実践するときの弱いところである。
問題も明確、やりたいことも明確。
それでもなお、パワーで粉砕されると、どうにもならないというパターンになってしまう。

学生をコーチするときは、自分がコート内を走るわけではないので問題ないが、自分がやる場合にはここが課題だ。

練習では、試合で使うよりもよほど速いペースのラリー、重いボールでのラリーを安定してできるようにしなくては
ならないなぁ。
そんな相手がいつもいるわけではないが、練習ではライジングを多用して、ボールの勢いが生きている間に返球する
練習をしよう!

・きちんとした準備が本番で力を与えてくれる
・格上相手だって、勝てないとは限らない
・環境がなくたって、練習はできる

何か月も練習する機会がなかったために、ますます、球を打つ技術以外に
「試合に勝つために必要なことが何か」を改めて認識することができた。

テニスプログラムもますます進化しそうだ。
楽しい休日だった。

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