5.テニス スコアカードを分析すれば、メンタルの課題がはっきりわかる

では、「困った問題」を、「輝く未来」へと変える方法を教えましょう。
簡単に概要だけを説明すると、まず、いま起こっていることのうち、「何が原因で、何が結果か」を矢印でつないだ図を
作ります。最終結果は、「問題点」になっているはずです。ここからスタートして、原因、原因の原因というように、
図をたどっていきます。そのうち、問題点ではなく、「良くも悪くもないこと」やそこだけ見れば「良いこと」に
ぶつかるかもしれません。もし、ぶつかったら、そこでストップです。最後にたどった矢印か、あるいはその先にある
結果が根本原因です。

これが解消されれば、あとは「ドミノ倒し」のように、後に続く「好ましくない現象」が消えてなくなるわけです。
この根本原因を消すための解消方針は、当然、「『心』の弱点を直接目に見えるようにする」ことです。

この場合、『心』の弱点が目に見えるようにすることが解決方針となります。『技』や『体』同様に、弱点であれば、
すぐに分かるようになります。弱点が分かれば、課題を設定し、それをクリアできるので、結果として弱点を克服
できるのは、現状と同じです。その結果、真の弱点が克服され、試合でのパフォーマンスが向上します。
つまりもっと勝てるようになるのです。これが実現できたら、あなたなら次に何を考えるでしょうか?
「正しく弱点を分析して、それを克服したら、強くなってしまった。だったら、もう一度やってみよう」と考える
のではないでしょうか?弱点の分析、弱点の克服、パフォーマンスの向上のサイクルをグルグルと回り続け、
あなたはどんどん強くなっていくのです。これが、正しく弱点に気づくことができた場合の未来です。

もちろん、「どうやって、『心』の弱点を見るのか?」という疑問にはまだ答えていません。
簡便にチェックする方法と、より精密に評価する方法があります。簡便にチェックする方法は、次回紹介します。

厳密な方法は、やや技術的な話題です。というか、マニアックです。このブログのトピックが一通り終わったら紹介するかもしれません。
大学のチームや、プロとして、真剣にテニスに打ち込んでいるプレーヤーの皆様にとっては、特に役に立つはずです。
基本的にはスコアカードの集計から、『心』の強さを読み取る方法です。
 
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mtobita の紹介

「ライフコーチ」をしています。 これまでに ・留年スレスレ、数学の成績がクラス最下位だった芸能界志望の高校生の成績を、たったの6週間で平均点にアップした(しかも、ダンスや芸能活動を一切休むことなく) ・昨年の団体戦では1回戦負けだった高校のテニス部を、わずか2回の実地指導で、今年は4回戦進出にまで躍進した ・なわとびが跳べずに、学校のなわとび進級表にも丸印が1つもついていなかった小学1年生。ありとあらゆる練習方法を試してもダメだったのに、たったの30分で、22回跳べるようになった などの実例を作ってきました。このような「教育」の成果が注目され、国際学会での基調講演を勤める。国内では、勉強会、講演会の講師経験多数。「考える力」というストレートなテーマから、「本当にWin-Winなんてあるのか」、「子育てのための魔法の言葉」など、絞り込んだ聴衆向けのものまで。
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