「教育」という字は、「教える」と「育てる」という字の組み合わせだ。
「教」がつく言葉:
・学校にいくと教師がいる
・教材を使って
・教科を教え
・教養をつけさせる
「教える」とは、知るものが知らないものに知識を授けることだ。
「育」がつく言葉
・親は育児にいそしみ、
・保育園に入れ、
・発育を見守る。
・少し大きくなると学校では体育の授業があり、
・さらに大きくなると○○育成プログラムなんてのがあったりする
「育てる」とは、本来もっているものをうまく引き出すことだ。
「子育て」とは言うが、「子教え」とは言わない
だとすると、子供に対して親が何かを知っているつもりになって
何かを授けようとするのは間違っているのかもしれない。
「教師」とは言うが、「育師」とは言わない
知識を授けることと、本来の可能性を引き出すこと。教師は
漢字が表す通りに知識を授けるだけでなく、「育てる」方の
役割を担うことが大きく期待されている。
しかし、大学を出て、他の社会も知らないままに教師になり、
中には自分の子供も育てたことがない人に、育てることを期待
するのは場合によっては酷なのかもしれない。
親は、教えずに引き出す。そして本来の「子育て」をする。
教師は、「教える」と「育てる」を両立する。
きっと、それをやらなくてはならないのだろう。
TOCfEにはそんな知識体系がぎっしりつまっている。
「育師」という言葉は一般に使われないないが、それは「コーチ」と
いう言葉になっている。
TOCfEには、「コーチングサイクル」というのがある。
効果的に学び、さらにそれを継続的に深めるための一連のプロセスだ。
興味がある方は一緒に勉強しよう。