本当のWin-Winは存在するのか?

こんなショッキングなタイトルの講習会での講師を務めた。
内容は、制約理論の思考ツールの1つである「クラウド」

自分の中で、あっちをとるか、こっちをとるか、という悩み。
自分と相手の間の手段の対立。

こういったことをスッキリと解消するためのツールだ。

勉強会の最後の「リレースピーチ」で以下のような感想を頂いた。

  • 問題を取り扱ったにも関わらず、みんな考えると楽しくなる
  • 自分のことになると感情的になり、分からなくなる。こうやって整理すると、頭が整理できる
  • WIN-WINという題目。自分の問題解決に使えるなぁ。自分の問題を解消するためには、もう一人の自分とのWIN-WINを作るのが大切なんだ。
  • ゴールドラット博士のチェンジ・ザ・ルールを読んだ。久しぶりにTOCが聞けた。
  • 思考ツールが好きで、片っ端からやってきた。その中でも、「これは本当にモノにいしたい」と感じた。
  • 途中で行き詰った。シンプルにしたら、スッキリした感じになった。行き詰ったら、シンプルにして考えていくと、より見えるようになる。
  • クラウドは何度かやった。そういうものかと思っていた。実際やってみると難しい。ライブでその試行錯誤を見ると体感できた。
  • 本では読んだことがあるが、始めて使った。自分自身の中で、問題を難しく考えていたことに気付いた。
  • 始めて目にした手法。非常に簡単。まだもっと繰り返し使ってみないとできないので、もっと勉強したい。部下にも使えそう。
  • 先生のファシリテーションスキルが勉強になった。
  • アドバイスがうまくできないのを実感した。
  • ツールを勉強して、ビジネスに活かせそうだと感じとれた。年代を超えた人達とのコミュニケーションにも使っていきたい。
  • 2時間睡眠で、セミナーで寝てしまうと思っていたが、まったく眠くならなかった。
  • 問題解決するいい手法。
  • はじめて体験。練習が必要。その中で、自分の事だとなかなか見えないということを実感した。他人や時事問題も練習としてよいと感じた。
  • ゴールドラット博士の本は昔読んだ。なるほど、おもしろい。手を動かし、使えるぞ!肝に落としたいと思った。
  • シンプルに考えていくのは難しい。自然とやっていけるようにしたい。
  • 個人的な問題をテーマにした。今回のツールでスッキリ解決できた。
  • シンプルに書くことがいい。
  • ワークシート3枚かいた。2枚は解決。得ることが多かった。
  • 存在は知っていたが、経験は始めて。クラウド質問シートのとおりに愚直にやることが大事。先入観に囚われずにやっていきたい。
  • WIN-WIN、1000円、クラウドコンピューティングと勘違い おどろいた。とっても有意義。
  • クラウド。やっと皮と中身が分けるところまできた。スッキリした。満足。
  • クラウドはまだそんなに、知ってから日は経っていないが、紹介できて幸せ。
  • 初めて聞いた。若干、消化不良の感じもある。すごいなぁと思った。活用していければと思う
  • いかに、普段、ぼやっとした問題意識しか持っていないかが分かった。
  • はじめて。まだ腹におちていない。シンプルに落とすのは難しい。考える上で制約をたくさんつけている。この考え方にはやく慣れたい。
  • 問題、悩みに直面したときに、解決手段を考えてしまう。共通目標を考えて見たらスッとおちた。
  • 研修は初めて。一度、会社で起きている問題の本質が何か、掘り下げてかんがえてみたい
  • 中身もおもしろく参考になった
  • 問題があると、自らが複雑化させていて、解決できない理由を作っていたのかなと思う。シンプル化すると、対策が見えてくるので、実行もできる。
  • クラウドは初めて。プロセスに忠実に従うと見えてくるものあるのかな、というところまで分かった。
  • 複雑にとらまえすぎていた。あるときには1つの問題に絞ると、解決しやすくなる。
  • ツールは一回試しに使ってみた。2回目になると、すごい見えてくる。何回かトレーニングを積みたい。
  • 自分の問題を考えていないことに気づいた。
  • 最大の気づきは、困っているときは子供のように考えて、みんなに助けを求めることが大切ということ。
  • 30年ぶりに楽しく過ごしました。
  • 2回目になると課題も見えやすくなると、ますます楽しい。書くことによって、問題のレベル感がそろう。人の脳みそを借りるためのいいツール。コミュニケーションが楽しかった。
  • 始めて挑戦した。いかに自分がきちんと問題を考えてこなかったかに気づいた。あとりんごを29個むく。
  • 1つの新しい解決手法を学んだ。「言い訳」という言葉。「理由」は聞くけど、「言い訳」は聞かないので新鮮だった。
  • 家庭内、新部署、いろいろ問題抱えている。まだ解決できていない。
  • 10年以上、WIN-WINという言葉を使っていない。プロセスを見ると、例がたくさんあるのは分かった。今度は自分で探していきたい。
  • ゴールを読んでいたので、なんとなく分かった。でも、読んだだけでは分かってなかった。講演でディスカッションをして、使えるという感触を得た。
  • 非常に楽しくできました。シンプルに考えるということ。得意だと思った「言い訳」が使えるのがいい。まじめに言い訳を考えるのも難しい。
  • シンプルに考えてみた。まだ使えない。家内にTOCを披露して、一杯飲みたい。
  • 事例を作ってみたが、簡単なことからやってみると以外にできる。難しいことをやると、自分か、相手か、会社かという混乱する。一人でやるといやになる。何人かでやるのがよい
  • こどもに考えてもらった方が、おもしろい発想がでるのではないか?これで子どもと会話をしてみたい。
  • 仕事にもプライベートにも使い道が広そう。ある程度練習をしていかないと身に付かない。
  • ザ・ゴールを読んだだけでは分からなかったことがわかった。まだ、練習する必要がある。
  • 問題解決に対してこれまで、「簡単に」とか、「抽象的に」と言われてきたが、シンプルにすることが重要なんだなぁと分かった
  • 衝撃的に頭の中に入ってきた。言い訳することは実は重要である。いいっ放しではだめで、どうするかが重要。大抵の場合、有限リースの問題に行き着く。神のお告げにように感じた。
  • 人の気づきは、自分の気づきである。
  • 元気をもらえた。問題を解決する。
  • 書いてみるということが大変重要。ワークショップ形式もよかった。
  • 勉強したときは、すがすがしい顔をされているのが印象的だった。
  • 取材で来た。実は思考ツールだった。シンプルな思考方法って強力だな。国家レベルから、個人のレベルまで。今後も使っていきたい。
  • クラウドというツールのすごさ。集まった人のすごさ。ある人のクラウドをベースにして、集まった人みんなで議論ができてしまうというのがすごい。
  • チェンジリーダーに必要な道具を学んだ。とてもシンプルなツール
  • トレーニングに少しかかるかもしれないが、すぐに使える
  • 必要なのは、(意思、ビジョン、目標、モチベーション)+仲間
  • ブログ記事にしてくれた方もいる
    http://homepage2.nifty.com/snufkin/hprireki/toc.html
    http://blog.crossidea.co.jp/2013/474/

    最後にみんなでディスカッションした事例が、「刑務所での更生プログラムをどうするか?」
    IT関係の集まりだったので、こんなトピックスになるとは驚き。
    でも、TOCを使って、刑務所に入った人が一度出所したら、職について刑務所に戻ってこないようにするために大きな効果があるという事例がシンガポールにはある。日本でもやってみたいものだ。

    最後に、「ツールを身に付けるためのサポート」サービスも承っております。

    mtobita の紹介

    「ライフコーチ」をしています。 これまでに ・留年スレスレ、数学の成績がクラス最下位だった芸能界志望の高校生の成績を、たったの6週間で平均点にアップした(しかも、ダンスや芸能活動を一切休むことなく) ・昨年の団体戦では1回戦負けだった高校のテニス部を、わずか2回の実地指導で、今年は4回戦進出にまで躍進した ・なわとびが跳べずに、学校のなわとび進級表にも丸印が1つもついていなかった小学1年生。ありとあらゆる練習方法を試してもダメだったのに、たったの30分で、22回跳べるようになった などの実例を作ってきました。このような「教育」の成果が注目され、国際学会での基調講演を勤める。国内では、勉強会、講演会の講師経験多数。「考える力」というストレートなテーマから、「本当にWin-Winなんてあるのか」、「子育てのための魔法の言葉」など、絞り込んだ聴衆向けのものまで。
    カテゴリー: 経営コンサルティング   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

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